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三文判とは、安いはんこのこと?

シャチハタと印鑑の違いを説明できますか?

シャチハタとは、どのようなはんこを指すの?

認印とは、どういうものか考えずに何となく選んで

銀行印とは、どれほど大事なものか知ってますか?

実印とは、どういう時に必要なのでしょう?

印鑑とはんこの違いを知っていますか?

判子(はんこ)とはどうやって生まれた言葉なの?

印鑑とはどのくらい昔からあるか知ってますか?

『富の象徴』だった歴史を秘めています

印鑑の歴史を知っていますか?
権力や富の象徴であった印章の貴重さを今一度思い起こし、自分の印鑑について考えてみましょう。

印鑑を人類が使い始めたのは約5千年も昔、メソポタミア文明までさかのぼります。
まだ私たちにお馴染み印鑑の形はしておらず、円筒形の外周に模様を彫ったものを粘土板の上で転がすシリンダー印鑑です。
当時の富裕階級の人々は、ラピスラズリなどの半貴石で作った印章に穴をあけ、首からぶら下げて持ち歩きました。
高価な素材で作られた印章は、富と権力の象徴でもあったわけです。

印鑑は、中東のメソポタミアからシルクロードを経てアジアに広まり、中国を経由し日本に渡って来ました。
「漢委奴国王」と彫られた卑弥呼の金印も、こうして日本に到来したと言われています。
この金印は、純度95%の金で出来ており重量は108g、当時国を治める者の証としてどれほど印章が大事な存在だったかわかります。
日本の武将たちも、織田信長は「天下布武」、豊臣秀吉は「豊臣」、徳川家康は「福徳」というようにそれぞれの印鑑を用いました。

江戸時代になると一般市民にも使われるようになった印鑑ですが、元は高貴な身分を表すものだったのですね。
国璽(こくじ)という難しい言葉を聞いたことがありますか。国を表す印鑑、いわば現代版卑弥呼の金印ですから日本に1個しか存在しません。

現在用いられている国璽には「大日本国璽」と彫られ、めったに押されることはありませんが叙勲者へ勲章と一緒に与える勲記(くんき)などに用いられています。

時には国家の象徴であったり、最高権力者の身分を表すこともある印鑑。
自分の印鑑もこれまで以上に大切に扱おうという気にさせられます。

実印と銀行印の違い

多くの人が自分の実印と銀行印、認印を持っていることと思います。
しかし、実印と銀行印の違いとなるとどのくらいの人が知っているでしょうか。
実は実印と銀行印の違いをきちんと知っておくことは自分の財産や権利を守る上でとても重要なのです。

実印とは、地元の市町村の役所で印鑑登録を行なった印鑑のことです。
この実印は人生の中でも特に重要な手続き等の際に用いることが多いのです。
例えば遺産相続や家屋の購入、会社の設立、官公庁の書類作成などの時に用いられます。

また用いる際には役所で印鑑証明を取得し、それが確かに実印であることを証明しなくてはなりません。
一方銀行印は銀行で口座を開設したり、預金を降ろしたりすることに用いられるものです。
実印と銀行印には用途としてこのような違いがあります。
また実印と銀行印では大きさや字体が異なるという点もあります。

用途は異なるとはいえ、どちらの印鑑もとても重要なものです。
ですからその用い方には十分な注意が必要です。
例えば、実印と銀行印に同じ印鑑を使用するという人がいるかもしれません。
これは非常に危険です。
もし印鑑が盗難などによって紛失してしまった場合、自分のお金や権利、資産などが他の人によって勝手に奪われてしまうということがありえるからです。
さらに既製品の認印を実印や銀行印にするというのも避けたほうがいいようです。
既製品は誰にでも手に入るので、悪用される恐れが大きいからです。

ぜひ気をつけて実印も銀行印も使うようにしましょう。

手彫りの実印の利点

実印を作るときにはいろいろな要素を考慮して選ぶということが良いと言われます。
その理由は実印の役割に付いて考えるとよくわかります。
実印は、人生の中でも大きな決定をする時に用いられることが多いからです。
例えば家や車を購入するとき、遺産を相続するとき、会社を設立するときなどに用いるものです。
ですから実印は大切に扱いますし、制作するときにも様々なことを考えて作らなければなりません。

その中でも、手彫りの実印というのは利点が多くあります。
まず経験を積んだ職人が手で彫った印鑑は既製品では出すことのできない気品があります。
美しい見た目や鮮明な印影は買った人を満足させるのに十分なものでしょう。

さらに美しさだけではありません。
手彫りの実印はその複雑さゆえに偽造されにくいという最大の利点があります。
先ほど述べたように実印は大きな決定をする時に用いられるからこそ慎重に扱わなければなりませんし、他人に貸すということも避ける必要があります。
万が一悪用されたときにその被害が甚大なものになるからです。

既製品を実印として用いることも同様の理由で避けることが勧められています。
その点で手彫りの実印は二つと同じものができないので、実印として用いるのには最適であるのです。
さらに自分の希望する字体や印影を選ぶことができ、愛着もひとしおであるに違いありません。

もちろん手彫りの実印は既製品よりも高価なものですが、一生使える印鑑として購入することができるでしょう。

実印の入ったセットとは

印鑑を購入するときには、大抵個別に購入するものです。
例えば認印が必要になったから認印だけを買うといった具合です。
しかし実印も銀行印も認印もセットになったものがあるということをご存知でしょうか。
実は印鑑を購入するときには、実印や銀行印をセットで購入したほうが良いという場合もあるのです。

何といってもセットで購入する利点はその価格の安さでしょう。
実印や銀行印を単体で購入するとかなり高価なものになります。
手彫りかどうかや材質がどんなものかによりますが、実印ですとおおよそ2,000~7,000円程度の価格です。
銀行印も同程度の価格になっています。

しかし、実印と銀行印のセットですと2本で5,000~9,000円程度で購入することができるようです。
それに加えて認印がセットになったものもあり印鑑の必要を満たすためには十分な商品が揃っています。

またセットで印鑑を購入するということには別の利点もあります。
それは実印も銀行印も同じ細工を施すことができるという点です。
実印も銀行印もどちらも大切な印鑑ですし、偽造防止のために様々な工夫を凝らすということが少なくありません。
単体で購入すると両方に同じ細工を施すことができませんが、セット購入であればそのようにすることができます。
両方とも偽造防止が一緒に出来ますから、それ以後安心して使用することができるということになるわけです。

実印も銀行印も両方必要であるという方はぜひその二つがセットになった物を購入するなら賢い買い物ができるかもしれません。

 

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